人の目が気になって、本音も言えない、我慢してしまう人が人の目を気にせずおおらかに生きるためにできること

久しぶりに高校の友人から連絡があった。何年ぶりだろう。懐かしい。いつもみんなで放課後集まって学校が閉まるぎりぎりまで話していたなあ。高校3年の担任の先生が定年退職をされるということでクラスのみんなでお祝いをすることになったという。その幹事を一緒にやらないかというお誘いの連絡だった。あの頃、担任の先生のことが苦手で実はあまり思い出もないのだけれど、せっかくのお祝いの席だし、友達も誘ってくれたからやる方がいいんだろうな。幹事となるとみんなで集まることも多いだろうし、場所を決めたり、招待状を出したり、出欠確認をしたりといろいろ大変そう。今ちょうど仕事でもプロジェクトを任された先輩のお手伝いをしているところでなかなか時間が取れそうにない。でも断ったら、友達に非情な人って思われそう。しかも幹事を断ったら、式自体にも参加できなくなって、いつの間にかみんなとの縁も切れてしまいそうで怖い。仕事も大変になると言われているけれど、どうにかやりくりして両立させるしかないかな。
そういえば高校2年の文化祭でも同じようなことがあった。ちょうど母が入院して家が大変だったのに、文化祭のクラス委員を任されてしまって、あの時は本当にどうしようもなくつらかった。結局母のお見舞いもなかなか行けず、文化祭の方も雑用ばかり任されてしまって、楽しむところではなかった。
みんなにどう見られているのかがいつも気になる。幻滅されたくないし、自分のせいで嫌な雰囲気にしたくないし、、、ずっとこのままなのかな。

人の目を気にしてしまう人の原因と特徴

せっかくのお友達からのお誘い。しかもお祝いの席ということもあって、断りづらいですよね。自分さえ我慢すれば丸く収まると思ってしまうのはよくわかります。人の目が気になる原因としては

• 他人からどう見られているのか評価が気になる
• いい人と思われたくて、周りを優先してしまうので、自分がどうしたいのかが後回しになる
• 人と比べてしまって劣等感を感じやすい
• 過去にやらなかったことで悪口をいわれたりした経験がある

というものがあげられます。

また気にしてしまう方の特徴としても

• 常にだれかに見られているような気がする自意識過剰型
• つい悪い方向に考えてしまうマイナス思考型
• 人の顔色につい敏感になる繊細型

といういくつかのタイプがあげられます。

常に人の目を気にしていると「自分らしさ」が失われ、心も休まらず、ついには自分の人生を歩めなくなってしまうということになりがちです。自分の時間、自分の人生があるのですから、いつも人の目を気にしすぎて何かに積極的に取り組めない、心が疲れてしまうでは本当に辛いですよね。

人の目を気にしなくなるための方法

人の目を気にしてしまう人がおおらかに生きるためにどうすればいいのかお伝えしていきます。

• 一人でもいいので、本音を話せる人を見つけて、自分の本音を伝えてみましょう。人に話すことで心も軽くなりますし、自分が本当はどうしたいかも整理することができます。
• 完璧な人はいません。今自分ができることを少しづつやっていきましょう。人から嫌われるかもではなく、少しでも仲良くなるために、という前向きな気持ちで取り組んでみましょう。
• 全員から好かれることは考えないようにしましょう。人それぞれ育ってきた環境も考え方も違います。だからこそ人は面白いんです。自分を理解してくれる人もいる、助けてくれる人もいると思って行動してみましょう。実直にやっていれば見ていてくれる人はいます。
• イメージチェンジを図るのも一つの方法です。人の目を気にしてしまうのは自分に自信がないからかもしれません。外見や自分自身に何かしらのコンプレックスがあると、どう見られているのかが気になりがちです。ファッションやヘアスタイル、メイクといった見た目の印象を変えることでも、自分に自信がついて人の目が気にならなくなります。

まとめ

人の目を気にしてしまう原因や対処法をお伝えしてきました。人の目を気にする方は相手のことを深く考えられる人かもしれません。しかし、人の目ばかりを気にしてしまうことで自分らしく生きることは難しくなります。自分らしくふるまえないと、心が疲弊して、自分を見失ってしまうかもしれません。人の目を気にしてしまう自分が嫌に感じていらっしゃるのであれば、是非ここにあげた対処法を試してみください。
一度きりの人生です。自分らしく、おおらかに、楽しく過ごしたいですよね！

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