自由業の方が本当の意味で自由に仕事をするために必要なこと

[heading style=”default” size=”20″ align=”center” margin=”20″]自由業なのに自由じゃない[/heading]

念願の司法試験に合格し、研修も終え、先輩に紹介してもらった法律事務所にお世話になっている。

事務所の代表は若いけれど、顧問先もたくさん抱えているし、会社法や労働法を生かしたい自分にはやりがいを感じる事務所だ。

一年目は覚えることも多く、作業にも時間がかかっていた。

二年目は後輩も入ってきて、教育する立場にもなったが、経験も少なかったため、上司からもよく注意されていた。

三年目の今はというとまだ怒られてばかり。3年もすれば自分が顧問としても仕事を担当できるのかと思っていたのに全くそんなこともない。事務方からも締め切りに余裕をもって仕事をするように注意されっぱなしだ。

睡眠時間も削って頑張っているのに誰もその頑張りを認めてくれない。ここが合わないのかもしれない。他の事務所の面接を受けてもっと自分を認めてくれるところに移ろうか。

[heading style=”default” size=”20″ align=”center” margin=”20″]自由業の自分が自由でなく感じる理由[/heading]

弁護士という職業。

相談を受け、解決に導くまでにかかる時間は案件によって異なります。それに対する準備も一人で背負うことが多く大変です。扱う分野によって、準備書面の内容、使用する法律なども異なってきます。

また依頼人は必ず悩みを抱えています。そのため傾聴力もとても必要になるのです。

仕事量もかなりのボリュームなうえに、依頼人に寄り添う包容力も必要とされる。自分が疲れきっていてはストレスは増すばかりです。

自由業ということで、時間をどう使うかは自分次第になり、成果物の結果で収入も変わってきます。すべてが自由な分、責任は自分にかかっています。時間もやる量も自分で決めなくてはいけないので、結局仕事だけに追われっぱなしになってしまい、自由に感じなくなってしまうのです。

[heading style=”default” size=”20″ align=”center” margin=”20″]自由業として本当に自由に生き生き活動し、社会貢献するための方法[/heading]

本来の自由業の定義としては

  • 勤務時間や勤務場所、雇用形態に束縛されない働き方をする
  • 高い専門性や独創性、特技、困難な資格を有する
  • 自身で仕事の調整をする

というものが挙げられます。

そのおかげで

  1. 成果物を期限に納めることを前提に仕事の割り振りは自由である
  2. わずらわしい人間関係に振り回されることは少ない
  3. 幅広いスキルが身につく
  4. ライフスタイルに合わせた働き方ができる
  5. 成果物の評価によっては収入があがる

などのメリットがあります。

反対に

  1. 収入が安定しない
  2. 自身で収入や税対策など将来をふまえて行動する必要がある
  3. 相談する同僚がいない
  4. 仕事を自分で見つけてこなくてはいけない

などのデメリットもあります。

弁護士に関して言えば、待っていても依頼人は増えません。時間を割いてプライベートもなく外見も気にせず、がむしゃらに自分はやっているつもりでは他の人にはその頑張りは伝わりません。弁護士は専門職でもあり、営業職でもあるのです。

企業の営業の人は決められた時間内で、相手に合わせ動いています。また人と会うこと自体が仕事なので、身だしなみにもとても気を使っている人が多いです。

弁護士も同じ。相手の時間を考え行動することは当たり前。自分は朝早くから夜遅くまで働いていても、通常、連絡を取っていい時間帯にはある程度の目安があります。また外見は、依頼人はもちろん、相手の弁護士もしくは検察・裁判官に与える印象としてとても大切になります。信頼がおける、手強そうに見えるなどのメリットがあるのです。

VS「人」の仕事だからこそ、人とのつながりや仕事のメリハリをしっかりしていないと、ほかの事務所に移っても同じことの繰り返しになります。あなたが、自分のステップアップにも力を入れ、周りに認めてもらえれば、代表もあなたに仕事を任せ、顧問先も紹介してくれるかもしれません。

[heading style=”default” size=”20″ align=”center” margin=”20″]まとめ[/heading]

弁護士という仕事は安定している、高収入というイメージだったころとは違ってきています。

どんなに仕事をしたくても依頼がなければ仕事はありません。

依頼してもらうには

  1. 人とのつながりを大切にすること→コミュニケーション
  2. 出会った人に信用してもらうこと→コミュニケーション+外見
  3. 紹介されるだけの魅力を持つこと→コミュニケーション+外見+自分らしさ

です。

資格だけにあぐらをかかず、上の3つを実践することで仕事の幅が広がります。

 

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