最近、「女の子として生きたい」「可愛くなりたい」と感じる方が増えています。
イメージコンサルタントとしても、そんなご相談をいただく機会が本当に多くなりました。
●コスメを買いに行きたいけれど、女性向けの売り場に入るのが少し怖い。
●好きな男の子ができたから、彼の好みに近づきたくて本気で可愛くなりたい。
●憧れはアイドルみたいな可愛い女の子。だけどこのファッションが自分に似合うのか自信がない。
●自己流でメイクをしてみたけれど、なんだか違う気がする。
●そもそも、“女の子になる”ために何をしたらいいのか、まったくわからない。
その気持ちは、決して特別なことではありません。「可愛くなりたい」という想いは、「自分らしく生きたい」という心の声。
少しの勇気と、自分に合ったステップを知ることで、その想いはきっと少しずつ形になっていきます。
この記事では、イメージコンサルタントの視点から、「可愛い女の子になるためにまず何をしたらいいかの5つのステップ」をお伝えします。
「可愛い」は、誰かだけのものではなく、あなたの中にもちゃんとあるもの。少しずつ、理想の自分に近づくためのヒントを見つけていきましょう。

目次
女の子になりたいとう気持ちについて
「女の子になりたい」と感じる人が、少しずつ声を上げられるようになってきました。
それは単に「女の子みたいに可愛くなりたい」という願いではなく、「自分の中にある女性としての自分を、外側にも表現したい」という想い。
服やメイクを楽しみたい、女の子として扱われたい。
「彼女」と呼ばれることに心が温かくなる。
その感覚は、性の多様性が受け入れられ始めた今だからこそ、少しずつ言葉にできるようになったものです。
実際、トランスジェンダーやジェンダークエスチョニング(性自認を探している)人の数は世界的にも増加しています。
日本でも2024年のNHKの調査によると、約8〜10%の人が「自分の性自認に違和感を持ったことがある」と回答しています。
▶︎参考:電通グループ「LGBTQ+調査2023」↗️
つまり、「女の子になりたい」という気持ちは、決して一部の人だけの特別なものではありません。
それは、「自分らしく生きたい」「自分の心に正直でありたい」そんな自然でまっすぐな願いのあらわれです。

なぜ“女の子になりたい”のに、なかなか行動できないのか
「女の子として生きたい」「可愛くなりたい」と思っても、すぐに一歩を踏み出せる人ばかりではありません。
多くの人が、心の中ではそう願いながらも、どこかでブレーキを感じています。
その理由は、決して弱さではなく、これまでの環境や社会の中で、「女の子である自分を表に出すこと」が難しかったから。
ここでは、その主な背景をいくつか見ていきましょう。
「周囲にどう思われるか」が怖い
家族や職場、友人など、身近な人の反応が気になる。
「変に思われないかな」「受け入れてもらえるだろうか」
そんな不安は、とても自然な感情です。まだ理解が広がりきっていない社会の中で、安心して自分を表現できる場所が少ないことも影響しています。
情報が多すぎて、何から始めていいかわからない
メイク、ファッション、ボディケア。
SNSにはたくさんの情報があふれていますが、「男性として生きてきた自分」にとって、どれが本当に必要なのかを見極めるのは難しいものです。
「まず何をすればいいの?」という迷いが、最初の一歩を遠ざけてしまうこともあります。
「女の子になる=すべてを変えなければ」と思い込んでしまう
「女の子として生きる」ことは、決して「別の誰かになる」ことではありません。
けれど、最初は「声・体・名前・すべてを変えなきゃ」と極端に考えてしまう人も少ないと思います。完璧を求めすぎて行動が止まってしまうということはよくあることです。
身近に相談できる相手がいない
同じ想いを共有できる仲間や理解者がいないと、孤独を感じたり、「自分だけがおかしいのかな」と悩んでしまいます。
信頼できる人や、安心して話せる場の存在が、行動を後押しする大きな支えになります。
自分を否定されてきた経験がある
過去に何気ない一言で傷ついたり、「そんなのやめなよ」と言われた経験があると、心のどこかに「また否定されるかも」という不安が残ります。その記憶が、次の行動をためらわせることもあります。
女の子になりたいのにできない。
その裏には、「勇気がないから」ではなく「安全な場所と理解が足りないから」という現実があります。
だからこそ、誰かに話してみること、プロに相談してみること、そして自分のペースで少しずつ挑戦してみることが大切です。
可愛い女の子になるためのにまず始めたい5つのステップ
「女の子みたいに可愛くなりたい」「自分に似合うメイクや服が知りたい」。そう感じたとき、何から始めればいいのか迷う人も多いかもしれません。
外見を整えることは、ただ見た目を変えるというよりも、自分を大切に扱う時間を増やすこと。そしてそれは、少しずつ「心の中の自分」を外に表現していくプロセスです。
ここでは、イメージコンサルタントの視点から、可愛い女の子になるためにできる5つのステップを紹介します。無理に変わろうとしなくても大丈夫。今の自分をそのまま受け入れながら、少しずつ整えていきましょう。
STEP 1.「なりたい自分」をイメージしてみる

まずは、どんな自分になりたいかをゆっくり思い描いてみましょう。
「こんな服を着たい」「この人みたいな雰囲気になりたい」など、雑誌やSNSを見ながら「好き」を集めることから始めてみてください。
言葉にしづらい想いも、イメージにすると少しずつ見えてきます。
Point: すぐに完成形を目指す必要はありません。「好き」「憧れ」を集めることが、最初の一歩です。
▶︎なりたい自分を見つけるためのPI診断とは
STEP 2.自分の魅力と個性を知る

「女の子になる」というのは、誰かの真似をすることではなく、あなたの中にある女性らしさを見つけること。顔立ち・声・雰囲気・しぐさなど、そのすべてが個性です。
プロに相談したり、パーソナルカラー診断を受けてみると、「思っていたより似合うもの」や「新しい自分の魅力」に出会えることもあります。どんなファッションがしっくりくるのか、どう着こなしたら自分に似合うのかなど調べてみるのもおすすめです。
Point: 「似合う」を知ることは、自信を育てる第一歩。自分を否定するためではなく、受け入れるための学びです。
▶︎パーソナルカラー診断とは
STEP 3.外見を少しずつ整えていく

外見を整えることは、心を整えることにもつながりますが、一度にすべてを変える必要はありません。眉を整える、リップを塗る、服の色を変えるなど、小さな変化でも自分を丁寧に扱っている実感が生まれます。
メイクカウンターに行くのが不安な人は、オンライン診断や個別レッスンを利用するのもおすすめです。
Point: 変化は「小さくても続ける」こと。少しずつ整えていくうちに、心も自然と前を向いていきます。
▶︎メイクレッスンとは
STEP 4.日常の中で“女の子でいる時間”を感じてみる

外見が整ってくると、気持ちにも変化が生まれます。少しずつ「女の子として過ごす時間」を日常に取り入れてみましょう。
好きな服で出かける、香りをまとう、メイクをして写真を撮るなど、小さな体験の積み重ねが、「自分を大切にする感覚」を育ててくれます。
Point: 「誰かのようになる」のではなく、「自分らしさ」を大切に。自分が心地よくいられる時間を増やしていきましょう。
STEP 5.安心して話せる人・場所を見つける

「本当は女の子として生きたい」という気持ちを言葉にするのはとても勇気のいることです。
でも、理解してくれる人や同じ想いを持つ人がいるだけで、心がふっと軽くなることがあります。
友人やコミュニティ、オンラインのグループなど、「安心して自分を出せる場所」を少しずつ見つけていきましょう。
Point: 誰かに話すために勇気を出すことは、自分を大切にすることにつながります。
焦らず、比べず、あなたのペースで。心の中にある「可愛い」をゆっくり作っていきましょう。
まとめ
「可愛い女の子になる」というのは、単に外見を変えることや、誰かの理想に合わせることではなく、「自分を大切にする」という生き方のひとつです。
鏡の中の自分を少しずつ好きになっていくこと。メイクや服を通して、自分の中にあるやさしさや柔らかさを感じること。そうすることが、あなたらしく生きるためのステップです。
そして何より大切なのは、「こうなりたい」と思った自分の気持ちを、否定しないこと。その想いがあれば、あなたはもう可愛くなり始めています。
焦らなくていいですし、比べなくていいです。自分を大切にできる小さな行動を、今日からひとつだけ始めてみましょう。それが、あなたの「可愛い」を育てる最初の一歩になります。
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Grace表参道店では、可愛い女の子になりたい男性のために、外見・印象・スタイルをトータルで整えるサポートを行っています。
・パーソナルカラー診断:あなたに似合う色で、顔映りを美しく。
・骨格診断:体型に合うシルエットと素材選びで女の子ファッションを楽しむ。
・PI診断(パーソナルアイデンティティ診断):内面と外見をつなぐ、あなただけの「軸」を発見。
・メイクレッスン:印象を変えるメイクのコツを、レッスン形式で丁寧に。
・ショッピング同行:お店で一緒に似合うアイテムを見つけ、着こなしまでサポート。
「可愛くなる」は、誰かの真似ではなく、あなたの中の魅力を見つけることから始まります。
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