最近娘と会話が減ってきた。小学校の時は毎日べったりとついてきて、いろいろなことを話してくれたのに…
中学、高校と大きくなるにつれて、一緒にいる時間が減ると共に、会話も減っている。
子供には子供の世界があることももちろんわかっているし、親よりも友達と話す方が楽しいこともわかっている。
わかってはいるけれど話しかけてもそっけないし、ある時は無視されてしまう。何だか淋しい・・・
小さい頃の写真をみると、無邪気で可愛いころが思い出されて、涙まで出てきてしまう。
昔ほどとは言わないまでも、一緒にいても気を使わない状態で心地いい関係でいられたらいいのに・・・
いつか就職や結婚で出ていってしまうだろうからこそ、いい関係でいたいのに・・・
親子間がギクシャクする理由
親子とはいってもそれぞれが違った人間。いい時もあれば悪い時もあります。
でも声をかけにくい、会話にならない、無視されるなどはつらいですよね。
親子間でギクシャクしてしまう理由としては、
●親が干渉しすぎる
親にとってはずっと守ってきた存在だから大きくなっているのはわかっていてもいつまでも心配。
でも子供は大きくなると共に、心も成長しているので親に干渉されすぎるのは鬱陶しいし、うるさい存在となってしまいます。
ここでお互いが言葉で傷つけあってしまうと、関係の悪化は長引いてしまいます。
●親の期待が大きすぎる
親はどうしても子供に期待してしまうもの。
子供の能力を見極めて見守ることができればいいのですが、ついつい出来ていないことを口にしてしまいがち。
何をやっても褒められなければ、子供は何も話したくなくなります。
●遠慮がなさすぎる
子供は親の分身ではありません。全く同じ考え、行動をするわけではありません。
それなのに、子供だからなんでも言ってしまう、きつい言葉をかけてしまう、では傷つくことはあります。
そしてその傷が癒えないものになってしまうこともあるんです。
親にだって弱いところはあります。
でも親子だからといってそれをすべてさらけ出して、全面的に子供に頼ってしまっては子供にとっての親への尊敬が失われてしまうことになりかねません。
●子供には干渉するのに、自分には無関心すぎる
子供のことに一生懸命になりすぎて、自分のことを後回しにしてしまう方もいるでしょう。
子供も大きくなるにつれて、それまで一番の存在だった自分の親を他の親と比べたりもします。
自分の親がいつ見ても同じ服装とか、ノーメイクでも気にしていないとか、あまりにもしゃれっ気がないのは、子供からしても一緒に歩きたくない、一緒にいるのを見られたくないと思ってしまいます。
子供は、自分の親には素敵でいて欲しいと思うものなんです。
親子関係のギクシャクを円滑にする方法
親子関係のギクシャクをどうにかしたい!
その気持ちよくわかります。生まれた時から見守ってきた我が子です。可愛くないはずがありません。
ただ、可愛いからこそ、子供のためと思った行動が裏目に出て、ギクシャクを生じさせてしまいます。
子供への愛情が少々歪んでしまって生まれたギクシャクを円滑にする方法として、
◆素直になる
親だって人間です。間違えることはあります。
言い過ぎたと思えば謝ればいいこと。嬉しい、助かると思ったなら感謝を伝えればいいこと。
素直に子供に接していきましょう。そうすれば、自然と子供も素直になってきてくれます。
◆相手を認めてあげる
成長スピードや得意、不得意は人それぞれ。他と比べていてはキリがありません。
他の子よりも遅れていると感じた時は、うちの子は丁寧にやっているからとか、こだわりがあるからとプラスの面を見てあげましょう。
数学が得意な子もいれば、国語が得意な子もいます。運動が得意な子、音楽が得意な子、それぞれです。
親の希望を押し付けず、その子の能力や長所を口に出して褒めてあげましょう。
◆命令しない
親子関係は主従関係ではありません。命令することはないはず。
伝え方次第で相手の受け止める気持ちは随分かわります。
「○○しなさい」ではなく「○○してくれると助かる」のように相手の心に届くような表現をすることも大切です。
◆自分の身だしなみも整える
子供も自分の親には素敵でいてほしいもの。
愛情を注いてくれているのはわかっていても、見た目に対してあまりにも無頓着すぎるとか、年よりもかなり上にみえてしまうなど、外見的なことも気にしています。
親が子供のことを褒められるのが嬉しいように、子供も親が褒められると嬉しいのです。
親が友達から「素敵だね」と言ってもらえるのは子供にとっては嬉しいことなのです。
またそうなれば、「一緒に出かけよう!」と誘ってくれますよ♪
まとめ
最近はネグレクトや親ガチャなどゆがんだ親子関係も増えています。
愛情が強すぎて生じてしまったギクシャクは、ちょっとしたボタンの掛け違え。
親としてこうあるべきとか、親だから子供をしっかり管理しなければではなく、一個人として一歩引いて見守る心の余裕も必要ですね。
親が自分の時間を大切に一人の人間として過ごしている姿を見せることも、子供にとっては一番身近なお手本になります。
心の余裕、時間の余裕を大切にして、いつまでもいい親子関係を続けたいものですね。
自分のための自分磨きをしたい方は
いつまでも素敵な親でいる、また素敵な年の重ね方をする。
子供にとって自慢でもあり、憧れにもなります。
そんな自慢の親とは一緒にお出かけもしたくなるし、いろいろな話を聞いてほしくもなります。
自分磨きをしていい親子関係に結び付けたい方は是非イメージコンサルティングを受けてみてください。
客観的に自分がどういう人間であるのかを理解して、その魅力を発揮できる外見に変えることで、親子の会話がスムーズに進むことがあります。
自分に自信をもって、お子さんと接することで、お子さんの対応が変化しますよ♪