骨格タイプの自己診断、わからない時の解決策はもっと調べることじゃない

骨格診断は肉のつく場所や骨の形状からご自身をスタイルアップさせる服の形がわかる診断です。
お洋服選び、特にスーツのようなフォーマルアイテムでは効果を実感しやすいですよ。

そんな骨格タイプ、自己診断では中々わからない。そんな方もいらっしゃいます。

 

 

私は自分の体型が嫌いだ。
昔からお尻が大きい、母にも友人達にもそう言われてきた。からかわれることはあまりなかったけれど、制服のプリーツスカートはいつもお尻でヒダが広がっていた。座る時にきちんと整えないと変なシワが寄ったし、大学生になってもう履かなくていいんだ!と思ったらかなり嬉しかった。

そんなコンプレックスだったお尻周りも、少し好きになれたのは語学学校へ通いだしてからだった。
子供の頃に両親がいつも洋楽を聞いていたせいか、英語を話せるようになりたかったのと、留学できたらいいな…そう思ったから。

通ううちに趣味がきっかけで英語圏の先生と仲良くなって、一緒に出かけたりもした。授業じゃないし、先生も日本語を使いたいらしく主に日本語で会話していたから気楽に話せた。
ある日先生から、あなたのお尻かっこいいね!海外でモテそう!と言われた。喜んでいいのか微妙だったけれどほめられたから悪い気はしない。だって今まで誰もかっこいい!って言ってくれなかったから。

それから隠してばかりだったお尻を見せるようなファッションスタイルへ変わっていった。
その内に、どうも私には合わない形がある事に気付いた。太って見えたり足が短く見える。
気になって調べていたら、骨格診断に合わせて服を選ぶとスタイル良く見えるらしい。プロに見てもらいたいけれど、まずは自己診断!そう思って色んなサイトで試してみたけれど、はっきりしない。

一応予想は立ててみたものの、やはり気になって自己診断でわからないならこの方法、と書いてあるサイトを読み漁ったけれどますます本当に合っているのか不安になった。
更に私の好みが骨格タイプに似合うものと違っていて、本当にこの診断は役に立つの?そんな気持ちになった。

 

 

自己診断について色んなサイトがありますよね。はっきり特徴が自分でもわかりやすい人なら調べて試してみることも可能ですが、骨格のタイプが分かりにくい人もいます。

自己診断で解決しない理由は単に分かりにくいだけではありません。

 

骨格タイプの自己診断、わからない時の原因

 

自己診断の質問では解釈によって答えが変わってしまう

自己診断の中には曖昧な質問もあって、どう判断していいのか迷うものもあります。本当はAと書かれた内容なのに、Bと読み取ってしまったり。

文章を正しく解釈すること・・・国語のテストで見かけた記憶が蘇ってきました。

複数の骨格タイプの特徴が混ざっている(ミックスタイプ)

これも自己診断では判別し難いですよね。タイプは基本3つなのですから、ピッタリわかりやすく当てはまる人ばかりではありません。

私自身、特徴は全て揃っていないですよ。全部揃っていれば良いものでもないですしね。

自己認識と実際の骨格タイプにずれがある

例えば手の甲が筋っぽいかどうか、なんて自分がそう思ったら筋っぽい。なんです。比較対象がないとどうしても主観になってしまいますよね。

実際にそんなケースも過去にいくつかありました。

 

 

骨格タイプの自己診断、わからない時に試してほしいこと

 

自己診断がわかりにくくなる原因を踏まえた上で試してほしいことをいくつか挙げました。もし少しでも解決したいならぜひおすすめです^^

 

 

他の自己診断を試してみる

別のサイトやアプリの質問を試してみると、違った視点が得られるかもしれません。似た質問を比べてみると答えやすくなることもありますよ。

ただしあくまで自己診断なので、情報過多になってしまいわかりにくくなってしまう場合もあります。わからない質問を書き出してパッと一目で見ると整理されやすいです。

骨格診断の詳しい解説を読んでみて物で置き換える

各骨格タイプの「似合う素材」「似合う形」などを詳しく調べて、自分の持っている服やアクセサリーと照らし合わせてみましょう。

自分の身体を眺めていても比べるものがありませんよね。物に置き換えることで比べやすくなり、客観的に判断できるかもしれません。

 

プロの診断を受けてみる

最終的には、プロに見てもらうと一番確実です。客観的なアドバイスをもらうことで、自分に本当に似合う服の形を見つけられます。

自己診断をしてみたけれど、わからなくて不安なら手っ取り早い解決策と言えそうです。他の診断と絡めてみると、骨格タイプに縛られないあなたらしいファッションや新しい着こなしを発見できますよ。

 

私らしさ、目的や理想に合わせて選ぶ

骨格タイプは持って生まれた外見の要素の一つです。

骨格タイプに合わせてみてスタイル良く見えるけれど、好きじゃない。そんなお話を伺うこともあります。要素の一つだから当然ですよね。

そんな時は「こんな風に見られたい」とか内面に合わせてしまっても良いですし、むしろその方がもしかしたらしっくりくるかもしれません。

内面を知ってみると新しい自分に出会えるかもしれませんね!

 

 

まとめ

骨格タイプの自己診断、わからない時の解決策はただ調べることだけではありません。自分がどうしたいのか、をはっきりさせることだと思います。

例えば似合うもので揃えたいのか、好みを優先して取り入れたいのか、こんな人になりたいんだよね・・・と理想に近づけるのか。この3つだけでも選ぶ基準が異なります。

骨格タイプに関わらず、自己診断で解決しなくてスッキリしない時何が一番知りたいのか整理してみるとおすすめです。

 

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