新型コロナウィルスの影響で、企業では新入社員に対し、入社式はおろか研修もままならない状態です。
実情としては研修期間の短縮、自宅待機やe-ラーニング、リモート研修など様々な方法がとられています。
本来ならば希望・期待そして少しの不安をもって入社するはずだった新社会人たち。今は別の意味での不安を抱えています。
記事の目次
新型コロナウィルスによって新入社員が不安に感じる理由
新入社員は本来ならば十分な研修を受けて、配属され頑張っていくはずだったのです。
それがコロナの影響で変わってしまい、たくさんの不安が生じています。
不安の理由としては
- 研修時間が少ないない、もしくはない
- 自分の技術や知識の習得に影響がでる
- 他の人と差がつく
- 同期や配属先の人との交流がないため、付き合い方がわからない
- きちんと給料がもらえるのか聞きづらい
- 景気が悪くなってきているため自分の待遇に変化があるかもしれない
- 内定取り消しは無くても解雇につながるかもしれない
など教育面から雇用の面まで様々なものがあります。
初めての職場で親しい社員もいるはずなく、同期との関りもないため、質問や相談をすることもできず不安に駆られるのは当然です。
新型コロナウィルスによる現況だからこそ新入社員としてできること
新型コロナウィルスによって、まだまだ先行きは不透明です。
だれしも必要のなかった不安やストレスをたくさん感じているはずです。
本当だったら会社の規定通りに研修を受け、配属され、同期とも助け合い仕事をしていたでしょう。
先輩社員はそういう時期を当たり前のように過ごしてきたのです。
そんな当たり前がなくなった今だからこそ、発想を変えてみましょう。
会社から当たられた課題、先輩から言われた仕事をする。最も効率がよく、楽ではありますが、どうしても「受け身」の姿勢になります。
でも自分で考えたり、よりよい方法を考え出したりする環境ではありません。
在宅しているから、勤務体制が定まらないからこそ今までと違って「能動的」に仕事をしてみませんか。
人はどうしても楽な方へ流れがちです。また新入社員で自分の意見を言うのには抵抗を感じてしまいがちです。
しかし、今の状況では、与えられることを待っていても時間だけが流れていきます。与えられる仕事すらないかもしれません。
それならば、新入社員として一社会人として何を始めていけばいいのか探しましょう。
例えば
- 社会人マナーを身につける
- PCスキルをアップさせる
- PCで見やすいわかりやすい書類を作れるようにする
- 自社について様々な情報を集める
- 経営・営業に関する本を読む
- 身だしなみを整えておく
- 健康管理
- 貯蓄管理
- 未来予想図を考える
学ぶ方法はネットからでも本からでもいいと思います。
実際に社会人マナーはどんな業種・職種でも必ず必要です。今すぐ在宅でも学べることなので、取り入れて知識として植え付けておくと必ず役に立ちます。
資料作りもいざ作ってみると見やすいフォントサイズや字体がはっきりわかります。練習してみるのもよいかもしれません。
出社していれば研修中はスーツ着用、テレワークだと普段着のままでいることが多いと思います。しかし会社に勤務する際の服装は考えなければなりません。スーツ主流もあればオフィスカジュアルを取り入れていたり、服装規定があまりなかったりするところもあります。そういうことも含め自社のことをより学び、身だしなみをそろえておくことも大切です。
健康や貯蓄に関して管理するのも社会人の基本です。貯蓄に関しては意外と会社任せにしてしまいがちです。しかし最近は、副業が認められたり、財テク法がいろいろあったりするので、そういったことも活用できるようにしておきましょう。
さらに最も重要なことは、あなたは一社会人としてこれから働いてその対価をいただくわけです。そのあなたの働きは社会貢献に繋がります。自分が仕事を通してどういう人間になりたいのか、自分の未来予想図を描いておきましょう。
夢の実現には自分軸が必要です。
まとめ
新型コロナウィルスの影響で自宅待機だったり、テレワークだったり、従来とは違う働き方になっています。
新入社員の人は「受け身」のままではなかなか成長できず、不安が募るばかりです。でも時間ができたのなら、「能動的」に自分ができることからやってみましょう。
社会人として必要なことを自ら学んでおけば、状況が好転していつもの生活に戻った時に必ず役に立ちます。今あなたができることから始めてみましょう。
是非素敵な社会人生活毎日をお過ごしください。