採用された時のことは今でも良く覚えている。
この業界に入りたくて、受けた会社はその業種ばかり。
何社も落ち続けて「もう無理かも…」とあきらめかけていたら内定を貰ったから。
そんなやりたかった仕事につけた私は幸せだ。
残業の多い仕事だけれど気にならない。でも電車の時間を気にして働くのも朝早いのもストレスだから、お金を貯めて会社へ通いやすい場所へ引っ越して一人暮らしを始めた。
毎日が楽しかった。コツコツ頑張って少しずつ新しい仕事をもらうようになってきたし、悩んだりへこんだ日もお風呂で考えると頭がスッキリして明日があるさ!と前向きな気持ちになれていた。
でも段々と頭がぼーっとする日が多くなりミスもするようになった。
友人と遊びに行ったり、心配してくれた同期の子達と仕事の後食事に行ってストレスリリースをしたつもりでも、出勤するとまた同じ状態に戻る。なんならどんどんひどくなっている。
いつからこうなったんだろう?
ぽそっとつぶやいた一言を、同僚は聞き逃さなかった。「〇〇さんが企画参加してからじゃない?自分が正しい人だからねー。」
そう、あの人が関わるようになったからだ。穏やかで話しやすそうだけど、言ってることは割とキツいし一見相手のためを思って発言しているようで自分に有利になる言い回しをして上司に伝えている。
特に私へのあたりはきついと思う。上司以外みんな気付いているけれど。
世渡り上手なのかもしれない。自分の目的達成を最優先!なのは仕事だからと割り切ろうとしたけれどやっぱり違うんだ。
だからかあ〜〜〜
その人がいる限り私はずっとこの状態なのかな。はっきりいって嫌だしそんな理由で好きな仕事がそうじゃなくなっている。もうすでに行きたくない…
仕事仲間に苦手に思う人がいるとやりにくいですよね。
どうしてもいろんな人と関わりますし、全員があなたと気が合う人でないのは当然です。とはいえ仕事へ影響が出ていたり、あなたの健康が損なわれるようなら話は別です。
職場の人間関係は、仕事のモチベーションや生産性、チームワークなどに影響を与えます。人間関係が悪化すると、ストレスや疲労が蓄積されて生産性の低下やうつ病を引き起こす可能性があります。
好きな仕事が辛くなる理由は職場の人間関係も理由の一つです
職場の人間関係の悩みは大きなストレスですよね。気心の知れる家族よりも友人よりも長時間一緒なのですから当然です。
良好な人間関係を築くとストレスも減り、またキャリアにも繋がることが頭でわかっているから知らないうちに我慢してしまうのです。まずは今の状況を解決する方法を検討しましょう。それでも改善されないようなら、そこで部署移動や転職を考えても遅くはありません。
職場の人間関係がストレスになる理由
まず、何がストレスの原因となっているのかを具体的に把握することです。
仕事量の偏り・・・誰かに仕事が集中すると不公平に感じてしまいやすいです。
役割分担が不明確・・・責任の所在が不明確になって不満につながりやすいです。
評価への不満・・・評価基準や評価結果に納得がいかないとモチベーションは低下します。
仕事内容の場合がストレスであれば、話し合いで解決しやすいです。
価値観や考え方の違い・・・育ってきた環境や経験が異なるため、共感しにくい部分はあります。
ハラスメント・・・不適切な言動によって深刻なダメージを受けてしまいます。
コミュニケーション不足・・・互いの意図や状況が十分に伝わらず誤解されやす苦なります。
個人的な相性・・・ どうしても性格的に合わない場合もあります。
このようにその人と合わない場合は物理的に対処する必要があります。
改善しないと、とわかってはいるけれど気持ちが進まないこともあるでしょう。現状のままでいても何も変わらないからすぐできることから行動してみましょう!
人間関係で好きな仕事が辛くなったらやること
問題を明確にする・・・具体的な問題、誰とうまくいっていないのかを書き出すなど自己分析してみましょう。信頼できる同僚や友人、家族に相談しても良いでしょう。
コミュニケーションの改善・・・自分の気持ちや考えを率直に伝える努力をしてみましょう。言い方はプラスの言葉で建設的に伝えることがポイントです。相手の意見をしっかりと聴いて共感するように努めましょう。
社内リソースの活用・・・人事部や相談窓口へ問題解決のサポートを求めると第三者の介入でうまくいくかもしれません。
環境を変える・・・部署異動を希望することで原因から離れてしまうのもありです。
ストレスマネジメント・・・趣味や運動などでストレス解消して、心身のバランスを整えると耐性がつきます。
カウンセリングを受ける・・・客観的なアドバイスや心のケアを受けることも大切です。
自分の見た目から意識を変える・・・毎日目にする自分の姿を変えることで視覚から気持ちの切り替えがしやすくなります!
自分の印象が変わると言動も伴ってきます
例えば今までロングヘアーだった髪型を思い切ってショートにしたら、周囲から何かしらリアクションがありますよね。
ファッションを変えると同じように周囲のリアクションがあるはずです。
例えば、苦手な人を目の前にして萎縮してしまうのなら、堂々とできるように元気が出るような明るい色を着てみたり、健康的に見えるチークを選んだり。
そんな少しの変化でも、あなたにきっと勇気を与えてくれますよ!
自分を引き上げ、奮い立たせるためにぜひ試してくださいね。
これらを試しても状況が改善しない場合は、転職も視野に入れても良いでしょう。あなたが後悔しない選択をされることを願っています。
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グレースでは、似合うだけのアドバイスではなく、その人の好きや思い、目標にあったコーディネートアドバイスを行っております。
その上で見た目で誤解されたくない、自分に自信をつけたい、本来の自分らしいファッションを知りたいという方にはよりご自身のファッション軸を見つけていただく内面にもフォーカスしたPI診断も行っております。